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木と、人と、つながる。
士別で描く、自分らしい未来。

Iターン

単身移住

Profile

お名前
中野 百合華さん
出身地
室蘭市
移住前の職業・生活
学生
現在の職業・活動内容
三津橋産業株式会社の情報技術課で勤務。
木育マイスターとして木の魅力を伝える活動をしている。
移住時期
2021年(移住歴5年)

市内の木材会社三津橋産業で勤務する中野百合華さんは、2021年に現在の会社への就職を機に士別市へ移住してきた。木の魅力を伝える木育マイスターとして、市内や近隣の市町村で精力的に活動する彼女が、どうして士別にやってきたのか。お話を聞かせてもらったところ、現在の活動に至る道筋と士別という場所についての印象の変化がうかがえた。

移住のきっかけと現在の仕事

「自分で楽しめる術が増えてきたと同時に、士別の雰囲気もちょっとずつ変わってきて、今はとても居やすい。」

北海道大学農学部で森林について研究していた中野さんは、大学院在学中にオーストラリアへ1年間ワーホリへ。早く社会に出たいという思いが強まり、帰国後は復学せずに就活をしたという。その中で出会ったのが現在の職場である、三津橋産業。

「小さい時から自然に興味があって、そういう分野で道内の企業を探していた時に見つけたのが今の会社だった。色々なチャレンジができそうな気がして。正直士別がどこかも知らなかったけど(笑)」

士別での暮らしと変化

そんな中野さんが士別にやってきたのはちょうどコロナ禍。コミュニティは限定され、最初の一年はつながりを作ることに苦労したそう。そんな中で転機となるのは2年目に取得した木育マイスターの資格だという。

「木育マイスターになってから外とのつながりができてきて、同じような活動をする人と一緒にイベントを開催したりして、だんだん楽しめるようになっていった。」

地道に一つ一つ、自分の好きを形にしていく中でつながりをつくり、現在の生活を楽しめるようになってきた中野さんは、移住当初からみた士別の変化についてこう話してくれた。

「例えばただのカフェだった場所が、人を知ることで身近に感じられたり、そういった人と繋がる場所としてエストアールやMazaru、市立博物館とかがあって、誰がどこにいて何をやっているかがちょっとずつわかるようになってきた。」

木育マイスターとしての活動

もちろん自身の取り組みで切り拓いてきたものが多い中野さんだが、ちょっとずつでも確実に士別市全体がよくなっている、そんな感覚を抱いてくれているという。人とまちがまざりあい、つながりを醸成し、未来へとつなげていく。そうした土壌が少しずつ士別にはできてきているのだろう。

現在会社の広報活動全般を担い、その延長線上で木育マイスターとして森林散策や木工体験等の取り組みを行っている中野さん。そんな彼女の今後の展望を聞かせてもらったところ、木産業全体への熱い想いを話してくれた。

「現在の活動を続けていくことと、もっと本質的に大事な木の役割みたいなものを多くの人に伝えるような取り組みを行っていきたい。」

地域の里山としての活用や、木産業の川上から川下を一貫して行う市内での循環等が本質的に大事なことだと語る中野さん。市域の74%が森林に覆われている士別市だが、その利活用そして市内での循環という点での取り組みは進んでいない現状がある。そこにアプローチする方法を模索している。

これからの展望

暮らしの面での展望についても聞いてみたところ、ここでも森や自然に関わるプライベートな理想を話してくれた。

「自分の森がほしい。まずは自分がリラックスできる場所として、そしてそこに自然と人が集まって木のことを考えたり、木工体験をしたり、そういう森に一軒家を建てて住みたい。」

自分の好きを形にする中で、市内外のコミュニティとつながり、居場所を確立していった中野さん。そんな彼女がまちとまざりあい、さらに理想の生活を追い求めていく。士別にはそうした理想を叶える条件は揃っていて、あとはどう動くか。まだまだこれからのまちだからこそ、そこには余白があり、新たなチャレンジをしやすい環境がある。それを応援してくれ、仲間と呼べる人も少しずつ増えてきていると語る中野さん。士別で叶える彼女の理想をみんなで応援していきたい。

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